「いつものうるし通信」メールマガジン 臨時号
輪島キリモト・桐本木工所の桐本泰一です。
この「いつものうるし通信」は、名刺交換をさせていただいた方、DM希望された方、
桐本泰一・輪島キリモトスタッフが親しくさせて頂いている方々にお届けしています。

前回の第13号に続いて,今回の能登半島地震についてご報告致します。

たくさんの方々より、お見舞いのメールやお電話をいただいております。
本当にありがたく感謝しています。
なかなかお一人ずつに返事ができない状態ですので、メールマガジンにて近況をご報
告致します。

まだまだ余震も続いていますが、おかげさまで家族、職人さん共に怪我は無く、無事
でいます。

工房内の被害状態もようやく分かってきました。
亀裂が入った箇所があり、工房の階段がずれてしまうなどといった被害が有ります。
在庫の家具類、出荷間近だった漆布みせテーブル4台が破損してしまっている他、うつ
わや木地製品の一部に破損がありました。
主力のうつわ商品は出荷が可能です。

全ての棚という棚が倒れてしまって、足の踏み場もない状態だった工場や事務所は少
しずつ片付けが進んでいます。

しかし、今日主力倉庫に行って愕然としました。
大きな木材料が倒れているだけでなく、筋交いが何カ所も折れ、柱が浮き上がってい
ます。
整理を中止し、大工さんに見てもらうことにしました。
木材が燃えたり、水に浸かった訳ではないので、すぐに木工仕事がはじめられると思っ
ていましたが、思いのほか重症です。
木材料を一旦どこかに移すことをも考えないといけません。

地震発生が25日(日)9;42。
もし平日で工房が普通どおりに稼働していたら、多くの職人さんが下敷きになってい
たでしょう。もしお昼時で火を使っていたら、多くの家から火が出たことでしょう。
もしまだ寝ている時間だったら、もしもっと寒い時期だったら、、、考えると恐ろし
いです。被害は間違いなくこんなものではなかったでしょう。多くの全壊や半壊家屋
と、人的被害を比べると、これは奇跡的としか言いようがありません。

私は普段仕事をしているデスクには大きな書棚、書籍が倒れ込んで山になっていまし
た。もし輪島にいて仕事をしていたならば、、、私の体を持ってしても支えきれなかっ
た、、、、。
大変なことになっていたに違いありません。すべてのタイミングが不幸中の幸いでし
た。

古くきれいだった町並みは一変してしまいました。
全壊の家は取り壊しが始まりました。多くの家が傾き、道も至るところで亀裂が走っ
ています。想い出詰まった家や町の変わり果てた姿を見ると,胸が締めつけられます。

これから、輪島はどうなってしまうのか?
不況に喘いでいた漆器業界は、さらに大きな打撃を受けました。
輪島の漆器業界の未来を考えると不安でたまりません。

でも、動き出すしかありません。
こんな時だからこそ、みんなの力を合わせ頑張らなくてはなりません。
なんとか、なんとか復活したいと思います。

前回のメールマガジンでもお知らせしましたが、
4月3日(火)〜9日(月)日本橋三越にて「日本の素材展」が開催されます。

桐本泰一は、4月6日(金)、7日(土)、8日(日)、9日(月)の4日間在廊いたします。

もう一度、詳細をご案内します。

7日(土)・8日(日)には『墨絵体験教室』も開催いたします。
たくさんの方のご来場を心からお待ちしております。

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○「日本の素材展 ―J・spirits―」

会期:2007年4月3日(火)〜4月9日(月)
会場:日本橋三越・本館5階 リビングステージ
   ※お問い合せ先:J・スピリッツ(直通)03−3274−8533

日本の豊かさとはなにか。世界に誇れる日本とはなにか。
J・スピリッツは“21世紀の用の美”をテーマに、日本の素材、日本の装い、日本の職人、
日本のクリエーターに注目し、インターナショナルに通用する“和”の世界、日常生活
の中で心地よく使える品々をご紹介いたします。

※J・spiritsコーナーの3社での共同企画です。

【輪島キリモトー木?】
・楕円の桶をはじめとした、白木のシリーズを中心に展開いたします。
 白木のワインクーラーを使った、春らしい爽やかなテーブルセッティングも提案す
 る予定です。

『墨絵体験教室』
朴の四角いコースター5枚にお好きな絵を墨で描いていただきます。後日、輪島キリモ
トのスタッフが生漆拭き漆技法で仕上げ、お渡しいたします。詳細はお問い合せくだ
さい。
・日時/4月7日(土)13時〜/15時〜
    4月8日(日)13時〜/15時〜  ※各回10名様
・参加費/3,150円(税込価格)
※ご希望の日時をごお知らせ下さい。(要予約)
03−3274−8533(輪島キリモトフタッフ・三條場・吉田まで)


【東京松屋】
・江戸からかみの老舗「東京松屋」からは、春のよろこびを伝える屏風を展示いたし
 ます。春の陽ざしに映える襖・障子のお貼り替えもご提案申し上げます。

【布の見世】
NUNO WORKS の布地は、型染、シルクスクリーン、転写など捺染技法を駆使し、日本の
職人の手作業でつくっています。大胆なデザイン、豊かな色彩が特徴です。


桐本泰一は、4月6日(金)、7日(土)、8日(日)、9日(月)の4日間在廊予定です。

みなさまにお会いできますことを楽しみにしています。



輪島キリモト・桐本木工所/桐本泰一 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

石川県輪島市杉平町成坪32 〒928-0011[桐本木工所]
tel 0768-22-0842/fax 0768-22-5842
e-mail houkiji@big.or.jp

東京都中央区日本橋室町1-4-1 〒103-8001[日本橋三越店]
三越日本橋本店・5階・J.スピリッツ
tel 03-3274-8533(ダイヤル・イン)
e-mail shop@kirimoto.net

東京都中央区日本橋人形町2-20-7・2F 〒103-0013
[うるしの間・体験型ショールーム] サイレントオフィス内 ※完全予約制
tel 090-8966-7142(桐本泰一携帯電話)
e-mail urushinoma@kirimoto.net(予約専用)

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 お手数ですが下記までメールにてご一報下さいますよう、お願いします。
 E-mail shop@kirimoto.net

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