「漆の椀 いろいろ」展編(2003/6/9)
みなさまこんにちは。
輪島の朴木地屋・桐本たいいちです。

5月の末、今年本厄の同級生39名で伊勢参りへ行って来ました。
地元の神社を通じて正式参拝という申し込みをしていますので、黒服、白ネクタイ姿
で外宮、内宮共に門の中へ入っての参拝で、参拝後はどちらでも神楽を見せて頂きま
した。

初めて伊勢神宮に行ったのですが、周りを取り囲んでいる木々が特に印象に残ってい
ます。
1300年前から20年ごとに行う遷宮している本殿などは頭の方しか見えませんで
したが、、、、。
私が数人で取り囲んでもつかめないようなひのきの大木は樹齢約400年以上とか。
切らない森、植えない森というのはこんなのかあ、、、!といった感じです。

日本にはまだまだ深い森が多く残っていると言われています。
同時に危機的状況にもあると報道される時が多くなってきました。
北海道の森、東北の森、、、、屋久島の森、、、、。
今更ながらですが、「森に入る、木々を見る」っていいぞ!と思いました。

旅行全般は「引率教員のいない」修学旅行状態?で、疲れましたがとても楽しい3日
半でした。

さて、先月収録がありました、テレビ朝日の「旅の香り 時の遊び」の放映日が決ま
りましたのでお知らせいたします。
吉行あぐりさん・和子さん親子が能登を紹介してくれます。
輪島はわいち商店街のこんにゃく屋「与吉屋」さん、「ギャラリーわいち」。
そして「中島甚松屋蒔絵工房」を訪ねます。
ぜひご覧ください。

●本局・テレビ朝日放映日  :6月17日(火)午後7時〜

●石川・北陸朝日放送の放送日:6月28日(土)午前10時30分〜

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スペースたかもりさんの企画をお知らせいたします。
漆の作り手がこれだけ一堂に揃う企画もめずらしいのではないでしょうか?
長い期間、木、金、土曜日開催の企画展です。
合うお時間がありましたらぜひご覧ください。

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■2003・初夏 〜 スペースたかもり週末3日展
「漆の椀いろいろ」

●会 期:6月12日(木)〜8月2日(土)の毎週 木・金・土
●時 間:午前11時〜午後6時(最終日は午後4時迄)
    ▼ 但し、以下の日は関連イベントのため午後1時開場
    6/12(木) 6/14(土) 6/21(土) 6/26(木)
     6/28(土) 7/ 5(土) 7/12(土) 7/26(土)
●場 所:スペースたかもり(地下鉄丸の内線茗荷谷駅より徒歩3分)
     東京都文京区小石川5-3-15-302・お菓子調進所一幸庵3F
     tel&fax:03-3817-0654

毎日の暮らしに安心して使える丈夫で美しい本物の漆椀が100個余り。
汁椀、飯椀、大椀、子供椀……
当スペースでお馴染みの作り手たち10余名の、自信作を揃えてご紹介します。
この機会にお好みのものを見付けていただければ幸いです。 
                        2003.初夏 高森寛子

◎桐本泰一:石川県輪島
力強く量感があるもの、薄手で軽やかなもの、買い足しの楽しみがあるものなど、桐
本さんが同世代の職人さん達と創る椀シリーズのいろいろ。

◎寒長 茂:石川県輪島
椀木地師。数年前から塗りも始めた。木目を見せたり、塗り込めてしまったり‥‥ど
ちらも木を知り尽くしているからこそ出来るもの。

◎今 照芳:青森県弘前 
唐塗をはじめとする研ぎ出し変わり塗りの産地で、コツコツと無地の漆器を作る。
'02青森県クラフトコンペに出品された作品に魅せられて初のご紹介。

◎須藤賢一:青森県弘前
津軽塗の職人だが、時に、それとは一線を画した漆器を作る。高い技術あればこその
作品をことも無げに仕上げて多くを語らない職人気質の人。

◎高田晴之:石川県輪島
昨年末の鏡餅展でお馴染みになった椀木地師。もちろん本展には、しっとり静かな雰
囲気の椀類を出品。今年も11月に鏡餅の個展を開催予定。

◎瀧村漆工房:岐阜県高山
弘美さん、紀貴さん父子の漆器は、どれも潤いのある栗毛色の向こうにきれいな木目
が見える。柔らかい手触りのそれは、丈夫で用途が広い。

◎手塚英明:長野県木曾
比較的安くできる、下地や布着せをしない刷毛目塗の丈夫な椀を提案。大きさの違う
六種類の汁椀と飯椀からなる「畢生椀」はその好例。

◎長井 均:石川県輪島
下地職人出身。「今まで人の目に触れなかった下地の技法を少しだけ見てもらえるも
のを作りたい」。 椀の外側や高台の内側に、その思いが見える。

◎福田敏雄:石川県輪島 
すぐ使いたくなる椀を作る人。“展示会場より普通の家庭の食卓が似合う”とご紹介
したのが去年の今頃。今なお、お問い合わせが続いている。

◎伏見眞樹:神奈川県葉山
竹に漆を施したスプーンで有名になった観があるが、軽やかで爽やかな 椀類もお忘
れなく。洋風家庭料理が似合う漆の食器の作り手である。

◎山本英明:福井県河和田
ちょっと大振りの汁椀は「山本英明の汁椀」として有名。誕生して20数年を経た現在
も、新しい使い手が増え続けている。朱と外黒内朱の二種。

◎郷原漆器:岡山県川上村
ひるぜん蒜山の麓・ごうばら郷原で作られている素朴で丈夫な漆器。材の栗の美しい
木目を生かした塗りが特徴。600年の伝統を持ちながら戦後にほとんど絶えてしまっ
たが、平成2年に復活。以来岡山県民からの人気は絶大。
本展への参加は初の県外展になる(6月19日からの展示になります)。

◎中島和彦:石川県輪島
お求めの無地の椀にお好みの漆絵を手早く描く。その技は見事の一言に尽きる。
ご要望に応えて三度目の来場。7月17日、18日、19日に限り、中島和彦さんがお求め
の無地椀にお好みの漆絵を描きます

◎小川マア:東京都
何年か前まで漆の使い手仲間だったが、いつの間にやら作り手側に。とは言っても器
ではなく、漆の下地をアレンジした平面作品。名付けて「下地ワークス」。現代の住
まい向けの小品を携えて友情参加。

■「漆の椀いろいろ」展関連イベント

作り手たち それぞれの“お椀物語”
本展に出品している作り手たちが使い手の皆様との交流を求めて上京します。様々な
お椀語りの予定は以下に。

★6/12(木) 桐本 泰一・高田 晴之「一人で作る椀、仲間で作る椀」

●6/14(土) 使い手の皆様と高森で漆椀に関するいろいろを使い手同士でおしゃ
        べりしましょう
●6/21(土) 福田 敏雄「普段使いの椀作りにこだわる塗師に聞く」(聞き手・小
        川マア)
●6/26(木) 須藤 賢一「布着せの椀とすべらない器の話」

●6/28(土) 高山 雅之「郷原漆器の復活は、古い郷原漆器探しから始まった」

●7/ 5(土) 伏見 眞樹「この、日本産漆があるからできる私の漆器」

●7/12(土) 手塚 英明「ヒトの一生を支える畢生椀を創って」

●7/26(土) 小川 マア「下地と下地ワークス」

● 開催時間:各日11時30分〜12時30分
● 参 加 費: 各1,000円(茶菓代含む)
● 定  員:各12名 (先着順)
 参加ご希望の方はスペースたかもりにご連絡を下さい。TEL&FAX:03-3817-0654


copywrite and produced by
Taiichi Kirimoto & Hiro Design Office 2003